■リコー杯2000 準々決勝・準決勝戦 |
● 準決勝戦 ● |
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1回戦の頃はお祭りムードもあったのだが、ここまで来ると、そうもいかない。各棋士とも「真剣勝負モード」に入っている。この緊迫感をあじわいたくて足を運ぶファンも多いはずだ。 碁はどちらも慎重に打ち進めている。派手な衝突を避けて勝負を長引かせているかのよう。実際に両局ともヨセ勝負になった。勝敗の行方は素人には分かりにくい細やかな部分で左右された模様。どちらも白番のペアがコミにかけて勝利をものにした。 |
吉田・東野ペア |
穂坂・山田ペア |
決勝に進出した吉田六段と東野九段は、ともに関西棋院所属。山田七段は、日本棋院関西総本部所属。穂坂ニ段は、日本棋院東京本院所属だが、出身は兵庫県淡路島。大阪で行われる決勝戦のために、まるで作ったかのようなメンバーだ。 |
決勝に進出した2組 |
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また、当日会場では、解説武宮正樹九段、聞き手小川誠子六段の大盤解説も予定されている。 |
解説 武宮正樹九段 |
聞き手 小川誠子六段 |
(取材:高 成謙) |