参加棋士、スポンサー、報道関係者が集まる中、日本テレビアナウンサーの鷹西美佳さんの司会により、組み合わせ抽選会が始められた。
まずは主催者を代表して、本大会実行委員長で日本ペア囲碁協会会長の吉国一郎氏が挨拶する。
「今年で、この大会も9回目を数えます。はじめはペアで碁を打つ、という発想にプロの賛同を得られないのでは、と心配したこともありましたが、杞憂でした。棋士の方にも好評なのが嬉しいです。考えてみれば、32人もの棋士が一つの会場に集まって碁を打つのは、囲碁史始まって以来のこと。圧巻な光景です。また、外国でもペア碁はますます盛んになっております。海外では、ブリッジなどもそうですが男女同伴が基本。なのでペア碁がうってつけなのです」
続いて挨拶に立った本大会の大会会長でスポンサー代表である株式会社リコーの浜田広会長は、「どうか昨年の優勝チームに連勝しない強いチームが誕生し、大会を盛り上げてください」と参加選手にエールを送った。