小林・山下ペアと加藤・趙善津ペアも熱戦だったが、小林・山下ペアが力を発揮して勝利を手にした。 | |||
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「いつも苦戦になって、それをひっくり返すパターン」と前回の大会終了後に語っていたが、その勝ちパターンこそ二人の息があった結果なのかもしれない。 | |||
「あきらめがちな時も、隣で泉美さんがまだまだ、といった様子なので僕も粘れるんです」と山下棋聖。 | |||
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加藤朋子五段・趙善津九段ペアも堅実な棋風同士で上位に食い込めるかと思われたが、やはり小林・山下の勢いを封じるまでには至らなかった。 |
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思わぬ伏兵、とレドモンド九段が太鼓判を押した青木・大竹ペアは、後半にだいぶ追い上げたものの、やはり勝利を手にすることは叶わず岡田・張ペアに道を譲った。 | |||
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勝った方が優勝候補といわれた祷・二十五世本因坊治勲ペア―大澤・結城ペアは予想通りの大熱戦。 | |||
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形勢が何度もひっくり返る中、最後に祷・二十五世の力技が決まって中押し勝ちとなった。 | |||
勝ちはしたものの、「今日はちょっと緩みがちだね。次の碁は少し引き締めて打とうね」と二十五世本因坊治勲。 | |||
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ついに準決勝戦、ここまで来ると、さすがに皆の表情も厳しい。 |
準決勝戦の組み合わせは以下のとおり。 |
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ここまでのトーナメント表 |