report
優勝トロフィー贈呈
再びの大きな拍手を受けながら、表彰式に移った。優勝ペア、準優勝ペアともに賞状と賞金が手渡される。
なお、優勝賞金の一部は囲碁普及のチャリティ資金とされるとのこと。
本大会でも使われた色つきの表が9路盤・裏が13路盤を全国の小・中学校に送るために使われる。
会場にいらしたファンの方には抽選で本大会のロゴが入ったリコーの懐中時計やサイン入り自著本のプレゼントもあり、和やかに今年も無事プロ棋士ペア囲碁選手権は終了した。
最後に、大会終了後に行った勝者インタビューをお伝えしよう。
山下 一人で打つ碁はここのところ負けてばかり。でも二人なら、と思ってました。」
小林 全部、山下さんのお陰です。」
山下 いえ、僕は泉美さんについて行っただけ。」
と、相手を立てあう二人。
来年の抱負を尋ねられると、
山下 息も合ってきたので、来年も頑張れそうです。」
小林 棋風が違う、とずいぶん言われたけれども、このチャンスに山下さんのいいところを勉強させてもらうことができました。これを生かして頑張りたいです。」
優勝ペアインタビュー
ご挨拶 浜田広株式会社リコー代表取締役会長
準優勝ペアインタビュー
最後は張本因坊、山下夫人も駆けつけて祝福された。ペア碁らしい、華やかな幕切れだった。
山下棋聖と夫人の聖子さん(高梨八段の妹)と
張本因坊・王座と小林女流名人・女流本因坊・JAL女流
優勝ペア表彰
日本ペア囲碁協会より表彰状授与
吉國 一郎(財)日本ペア囲碁協会会長
リコー杯と優勝賞金500万円の目録授与
浜田 広 (株)リコー代表取締役会長
読売新聞社より表彰状授与
次郎丸哲也 読売新聞
東京支社事業開発部長
優勝ペアトロフィー贈呈
準優勝ペア表彰
日本ペア囲碁協会より表彰状授与
吉國 一郎(財)日本ペア囲碁協会会長
準優勝賞金100万円の目録授与
浜田 広 (株)リコー代表取締役会長
読売新聞社より表彰状授与
次郎丸哲也 読売新聞
東京支社事業開発部長
(取材・構成:囲碁観戦記者 石井妙子)