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対局会場は、対局開始を今か今かと待つ満員の観客。圧倒的に子供が多く、甲高く賑わう声が劇場内に響きわたっていた。しかし、司会役の後藤美代子氏と通訳の王誼五段が壇上に立つと子供たちの賑わいは一斉にやみ、大人と同様、対局を心待ちにしている様子がうかがえる。 |
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続いて、中国棋院院長の王汝南八段の挨拶。「リコーさんは私たちに馴染みのある会社ですが、この棋戦だけではなく、アマチュアの棋戦も長く応援してくださっています。ペア碁は、面白さと激しさを合わせたユニークな棋戦。どれほど面白いかは、碁を見ればすぐにわかるでしょう。必ず楽しめます。また、ペア碁は、強い人が勝つわけではないのが特徴。中国でもこれから女流棋士をどんどん育てペア碁を発展させましょう。囲碁の普及にペア碁はとてもよい、その意味でもペア碁を広めてくださった日本の皆様に感謝しています」。 |
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王汝南 中国棋院院長 のごあいさつ |
続いて、ペア碁の「生みの親」である瀧久雄氏、ペア碁の「育ての親」である株式会社リコー最高顧問の浜田広氏、審判長の林海峰名誉天元、中国囲棋協会主席の陳祖徳九段、優勝ペアとの日中エキシビジョンペア対局を控える聶衛平九段、徐瑩五段が紹介され、会場は拍手に包まれた。 |
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