Pair Go
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Pair Go 第18回 国際アマチュア・ペア囲碁選手権大会 The 18th International Amateur Pair Go Championship

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本戦・荒木杯ハンデ戦 レポート

2009年11月14日(土) 親善対局
November 14th (Saturday) Friendship game

〜 親善対局 〜
昼食休憩の後は、本大会の人気イベントでもある親善ペア碁対局だ。参加選手たちは、お国の民族衣装に着替えて登場。午前中の緊張した雰囲気とは一転し、会場は明るい彩りと笑い声でいっぱいになった。記念写真を撮り合う光景があちこちで見られ、中には鏡に自分の姿をうつして堪能している選手も……皆、自然に笑顔になってしまうようだった。

今年の親善ペア碁対局には、羽根直樹本因坊、二十四世本因坊秀芳、小川誠子六段、今村俊也九段、山田規三生九段、謝依旻女流本因坊・女流名人、高梨聖健八段ら大勢のプロ棋士もボランティアで参加して、中国から王汝南八段、中華台北から周俊勲九段もかけつけてくださり、会場はますます豪華だ。壇上で紹介された棋士たちは、一言ずつごあいさつ。瀬戸大樹七段は「今日、トルコのとてもきれいな女性とペアを組め、僕はラッキーです。皆さんも楽しんでください」と、本当に幸せそうに話し、会場の笑いを誘っていた。

今年初参加のグアテマラペアは「この衣裳はマヤ文明のもの。日本と共通点が多いでしょ。だから、ぜひ紹介したいと思って」とにこやかだったが、重厚な衣裳なため思わず、対局前に「暑い!!」。対戦相手が一生懸命センスであおいであげるひとコマも。
潘坤ト初段は、「ペアになった韓国のイさんは中国語を勉強していて、対戦相手になった、やはり韓国のソンさんは日本語を少し話せるんですよ!」と興奮気味。こちらは3ヶ国語が入り交じりながらの団らんだ。

まもなく開始!親善対局(右がグアテマラペア)



まもなく開始!親善対局



まもなく開始!親善対局



まもなく開始!親善対局



親善対局に参加する棋士の方々



親善対局風景



親善対局に出場の王汝南中国囲棋協会主席



親善対局に出場の周俊勲九段



親善対局に出場の二十四世本因坊秀



親善対局にボランティア出場の小川誠子六段



親善対局に出場のマイケル・レドモンド九段



親善対局に出場の羽根直樹本因坊



親善対局に出場の今村俊也九段



親善対局に出場の山田規三生九段



親善対局に出場の高梨聖健八段



親善対局に出場の瀬戸大樹七段



親善対局に出場の謝依旻女流本因坊・女流名人



親善対局に出場の桑原陽子五段



親善対局に出場の佐々木毅五段



親善対局に出場の潘坤ト初段



親善対局に出場の石井茜初段



親善対局に出場の下坂美織初段


オランダのカレン・プレイトさんとペアを組んだ石田芳夫九段は「初段と書いてあるけれど、いやいやもっと強いよ」。終局後は、熱心に日本語で解説を続け、カレンさんと、対戦相手だったベトナムのティ・ホン・アン・ニュエンさんは盤に見入りながら何度もうなずいていた。

生まれて初めてプロと盤を囲んだ選手たちは「芸術作品を見ているようでした!」と興奮覚めやらぬ様子。マダガスカルのラライアリニヴ・ラコトアリマナナさんは「さすがにプロは強かった。石が死にそうになって、どっちだろう、どこだろうと、はずかしくてあせった」とやはり興奮しながら話してくれた。

かくして、和やかで暖かく熱気にあふれた親善対局が終了。

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