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本戦・荒木杯ハンデ戦 レポート |
2009年11月14日(土) 前夜祭・特別表彰式
November 14th (Saturday) Reception, Special award ceremony
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〜 前夜祭 〜 |
盛りだくさんの一日目も、いつのまにか、18時半。再び民族衣裳の各国選手たちと合流して、賑やかな前夜祭がスタートした。
あいさつに立った滝裕子日本ペア碁協会理事・事務局長は、「20年前に夢のように描いていたこと――世界中にペア碁が広まって欲しいということが、現実のこととなり、こんなに嬉しいことはありません」と話し、昨年、世界ペア碁協会が設立されたこと、昨年の第一回ワールドマインドスポーツゲームズで、ペア碁が正式種目に認定されたこと、世界ペア碁協会の会長に、ユネスコ会長の任期を終えたばかりの松浦晃一郎氏が就任することなどを報告。
さらに、ペア碁発足20周年を記念して、来年3月に中国の杭州にて「ペア碁ワールドカップ」が催されること、11月には広州にて開催の「第16回アジア競技大会」で、囲碁も種目となり、男子団体戦、女子団体戦と共にペア碁が正式種目となったことなどを発表した。
「世界中の皆さんが普及してくださったおかげです。ペア碁を育ててくださった皆さんに、今回も集まっていただいたと思っております。これからも新しい枝を広げて、花を咲かせ続けて欲しいと願っています。明日も一日、ペア碁というゲームを楽しみ、お国に帰ってまた広めていただけますように」
続いて、(財)日本ペア碁協会専務理事の岩ア雄一が登壇。「今日は、民族衣装もきれいですし、本当に素晴らしい。私もペア碁の大会に参加して8位をとったことがあります。現在はペアが育児中で中断しておりますが、復帰しましたら、さらに上位を目指してがんばりたい。皆さんも、明日は栄冠を目指してがんばって、楽しんでください。皆さんの明日の健闘を祈念して……カンパイ!」
皆が杯を掲げて、歓談の時間となった。
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20周年記念式典・前夜祭
ご挨拶 滝裕子 (財)日本ペア碁協会理事・事務局長
乾杯 岩ア雄一 (財)日本ペア碁協会専務理事
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海外からの役員の方々の紹介と記念品の贈呈の後、「ペア碁功労者表彰」が行われた。ペア碁功労者――各地でペア碁の普及や大会運営にご尽力された方々は、
中国棋院国際部部長 ワン・イーさん(この日は欠席)
中国囲棋会副秘書長の テイ・シュクキョウさん
ヨーロッパ囲碁連盟会長の マーチン・スティアッシニーさん
イギリス囲碁協会役員の フランシス・ローズさん
アメリカ囲碁協会会長の アラン・アブラムソンさん
国内では、
岡内省三さん、鈴木昭六さん、浅本博さん、澤野勇さん、松本今代さん、山本順三さん、田村房子さん。以上、海外5名、国内7名、計12名の方々だ。
続いて、PGPP(ペア碁プロモーションパートナー)の方々から寄せられた「ペア碁に関するレポート」から、「PGPPペア碁大賞」の表彰。大賞を受賞したのは「ペア碁は人生を変えるかもしれない」を書かれたドイツ囲碁協会会長のミヒャエル・マルツさんだ。
最後に、大会出場選手全員が壇上で改めて紹介され、一言ずつ抱負を発表。「世界中の人と打てることを楽しみにしてきました。明日もがんばります」(吉田美穂さん)、「夫婦として、息の合ったところを見せ、明日はがんばります」(田中伸拓さん)など、疲れた様子も見せず、元気いっぱいの選手たちだった。全員での記念写真撮影の後、明日に備えて散会。
果たして、日本勢の優勝はなるか。
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招待役員へ記念品贈呈 滝 裕子 (財)日本ペア碁協会理事・事務局長
招待役員ご挨拶 トーマス・シャン 国際囲碁連盟副会長・世界ペア碁協会理事
20周年記念ペア碁功労者表彰 記念品贈呈 滝 裕子 (財)日本ペア碁協会理事・事務局長
功労者代表挨拶 日本棋院愛媛県支部連合会 松本今代さん
20周年記念PGPPペア碁大賞表彰
ミヒャエル・マルツ ドイツ囲碁協会会長
マニア・マルツ ドイツ囲碁協会役員 ご夫妻
代表全員で記念撮影
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