第11回関東学生ペア碁大会
日時:2016年3月21日(月) 会場:日本棋院東京本院(東京・市ヶ谷)
2016年3月21日(月)に日本棋院東京本院にて、「第11回関東学生ペア碁大会」(主催:関東学生囲碁連盟、公益財団法人日本ペア碁協会 協賛:株式会社ぐるなび、株式会社パンダネット、株式会社方円企画 )が開催された。
この大会は、関東地区の大学・大学院生はもちろん、若手OBOGも参加できるのが特徴で、今回は、42ペア中12ペアが両方OBOGまたは片方がOBOGのペアであった。
また前回第10回大会から、ペアポイントが5p以上で最も成績の良いペアに「世界学生ペア碁選手権大会」の代表権が与えられる世界大会の予選会も兼ねるようになった。
1日4回戦が行われ、4戦全勝で優勝したのは、阿久津千尋(中央)・大関稔(専修)ペア、稲永萌黄(慶應)・稲垣聡(慶應)ペア、田尻夏希(東京女子)・岡田量(早稲田)ペアの3ペア。
その中で、ペアポイントが最も高い阿久津・大関ペアが、「第3回世界学生ペア碁選手権大会」の代表権を獲得した。
大関さんは、2015年度、学生十傑戦と学生王座戦で優勝、学生本因坊戦でも準優勝を飾り、また2月末に行われた世界学生王座戦で日本勢では10年ぶりに優勝するなど、実力は折り紙付きだ。ペアの阿久津さんも、昨年女子学生本因坊戦で準優勝する実力者だ。
「第3回世界学生ペア碁選手権大会」は、今年12月4日(日)に東京・飯田橋に行われる。
表彰式終了後は、お楽しみ抽選会が行われた。
入賞者だけでなく、惜しくも入賞できなかったペアにも抽選で賞品が当たるということで、参加ペアもほとんどが会場に残り、抽選会は大いに盛り上がった。
大会結果
- 優勝:
- 阿久津千尋(中央)・大関稔(専修)ペア [ 第3回世界学生ペア碁選手権大会代表権獲得 ]
稲永萌黄(慶應義塾)・稲垣聡(慶應義塾)ペア / 田尻夏希(東京女子)・岡田量(早稲田)ペア - 準優勝:
- スザンジベル(慶應義塾OG)・竹中卓真(駒澤OB)ペア
- 3位:
- 田代ゆかり(東京農工)・佐藤尚次(招待)ペア