■リコー杯 決勝戦 |
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対局と同時に行われる大盤解説の解説者は、武宮正樹九段、聞き手は小川誠子六段。同じ舞台の上で、対局が行われている関係上、解説には配慮も必要で難しい役どころだ。 |
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記録と秒読みには、今年の4月からプロデビューする新初段の二人があたった。向井梢恵さんと潘 坤トさんである。 |
試合は、持ち時間はなく初手から一手30秒の秒読み。一分づつ10回の考慮時間があるというNHK方式。ただし、途中で30分の休憩時間があり、ここではペアによる打ち合わせが認められている。 |
握って祷・趙ペアの先番となった。 |
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ここまで好調の黒。だが、初めて二人の呼吸が乱れてしまう。 |
黒59で趙王座が73にツガなかったのは、黒61で3の四へのキリを期待していたから。 |
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休憩時間はペア同士、どんな会話をしてもいいことになっている。左上隅で失敗した直後だったが、祷五段に「まだ大丈夫ですよ。先生、頑張りましょう」と言われて趙王座は勇気が湧いたとか。 |
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