Pair Go RICOH CUP 2006 〜リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2006〜
大会レポート Tournament Report

最後は、佃四段が、準々決勝に駒を進めたペアにインタビュー。会場のファンを盛り上げたコメントをご紹介して、大会初日の報告をしめくくることにする。

矢代久美子女流本因坊
「気分よく打たせていただきました」

依田紀基碁聖
「矢代さんに助けていただきました。息はなかなか合ってると思います」

小西和子八段
「同じ関西棋院で普段からよく知っているので、私の碁を把握していただきました。結城さんは9路盤はスペシャリストですので、安心していました」
結城聡九段
「はい。わざと苦しいところで戦い、相手に油断させて、という小西さんの棋風はよく把握していますので」(場内笑)

山下敬吾天元
「実は、組み合わせが決まったときは、まずいなと思いました。今日は予定では、泉美さんの旦那さんの張挧さんとまだ王座戦を戦っている最中だったからです。ギクシャクするのではないかな、と。でも、数日前に王座戦は終わってしまったので、息もぴったり合いました」

鈴木歩三段
「張挧さんとは事前に何度かペア碁を練習していたので、安心して打つことができました」

張挧名人・王座
「これからも楽しく打っていきたいです」

佃四段「勝ち上がると、奥様のペアと対戦する可能性もありますが、そのときは、どうされますか?」

張挧名人・王座「(間髪入れず)勝ちにいきます!」(場内笑)

佃四段「泉美さん。張挧さんはああおっしゃっていますが?」

小林泉美六段「私は…負けるつもりはないです」(場内喝采)

万波佳奈三段
「覚先生の優しさをひしひしと感じました。ピンク色のオーラが出ていている感じで…助けていただきました」
小林覚九段
「戦いにすればなんとかしてくれるので、とりあえず切っておきました。(場内笑) 来年まであけておこうかなと思っています」(もちろん、優勝宣言です)

小山栄美女流名人
「今日は、立誠先生の寿命を縮めてしまいました。9路盤は、立誠先生は勝率が10割だということを終わってから聞きました」

王立誠九段
「昨年も9路盤で勝ちあがって決勝まで進んだので、今年もそのパターンかなーと思っています」(こちらも、優勝宣言!)

梅沢由香里五段
「1局目は緊張しすぎて100手ぐらいで負けてしまったのですが、趙先生お得意のトークでなごませていただき、2局目は緊張がほどけました。趙先生が勝ちにいっているのをビシビシと感じて勇気づけられました」
趙治勲九段
「今の梅沢さんの話には一つ誤りがあるので訂正させていただきます。100手ぐらいで負けたということでしたが、事実は30手ぐらいで負けました」(場内笑)

加藤朋子五段
「迷惑をかけないようにがんばります」

山田規三生八段
「同じくです」(場内笑)

12月10日(土)に行われる準々決勝もお楽しみに。


(ライター:高見亮子)


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