大盤解説は、マイケル・レドモンド九段。聞き手は大会初日と同様、佃亜紀子四段だ。
会場には、一回戦・二回戦、準々決勝をかけた9路盤対局の全棋譜が、リコーのデジタル複合機イマジオネオでコピーされ、自由に持ち帰れるようになっている。これらの棋譜をよくよく見ると、女性棋士が売った手(の数字)の下にはラインが引いてあり(!)、誰が打った手か一目瞭然というすぐれもの。この日配布の棋譜から導入されたこの「アンダーライン」は、本大会の実行委員長でもあるリコー最高顧問・浜田広氏の発案によるものだそうだ。
また、過去の大会の全ての棋譜がプリントできるコーナーもあり、熱心なファンをひきつけていた。 |