と、ここに対戦相手となる趙治勲十段が現れて「覚さんと謝さんが相手なの? あー。強敵だ。参ったな」と、少しも参っていない様子で声をあげた。ますます注目の一局だ。
そして、いよいよ定刻。選手たちは、対局場へと向かっていった。