さて、この日は、パンダネットジュニアで募集した、三組の「親子レポーター」が会場で棋士たちに熱心な取材を行った。千葉県の藤森親子。東京の木村親子。神奈川の加賀谷親子だ。藤森天太(そらたか)君は、小学5年生で四、五段の腕前。趙治勲十段の大ファンで、ぜひ一度ご本人を見たいと、応募したそうだ。「私は三段。いつの間にか抜かされてしまいました」とお父さん。小学4年生の木村美里さんも、1級のお父さんを追い抜いて四段の実力。好きな棋士は「小林泉美ちゃんと張栩さんです」。加賀谷紅葉(くれは)さんも小学4年生で三段。好きな棋士は「万波佳奈ちゃん!今年は、佳奈ちゃんが一日目で負けてしまったから残念です」 |