Pair Go RICOH CUP 2007 〜リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2007〜
大会レポート Tournament Report
さて、トッププロ32名、16組によるリコー杯プロ棋士ペア碁選手権2007も、いよいよ、大詰め。決勝戦を残すのみとなった。
鈴木・張ペアの連覇なるか。岡田・山田ペアがこれを阻止してどちらにとっても初優勝を飾るのか。最後に両ペアの喜びの声と決勝戦を前にしての抱負をご紹介して、今年のレポートをしめくくることにする。


岡田「ここまで残るなんて、信じられない気分です。ペア碁で勝つ秘訣は、ひとえに、男性棋士の辛抱と忍耐」
山田「準々決勝戦は序盤から負けない碁になったと思いましたが、準決勝は、やはり(このペアには)大石を取られるのだなあと覚悟しました。運がよかったです」
岡田「決勝戦の相手は強いペアですが、そろそろ勝ちを譲っていただけるものと思っています」
山田「(うなずきながら、にこにこ顔)」

張「準々決勝は生き生き打てましたが、準決勝は序盤から大苦戦で、勝てたのは運がよかったですし、歩ちゃんがよくがんばってくれたと思います」
鈴木「準決勝は、序盤で悪い手を打ってしまい、張栩さんの顔をまともに見れませんでした。でも、申し訳ない気持ちで打っていると悪循環になってしまうので、冷静になろうと必死でした」
佃「それが、勝ちにつながったのですね?」
鈴木「いえ。勝ちにつながったのは、ひとえに、張栩先生の絶大な力です」
張「去年も一緒でしたし、相性がよく打ちやすいです。このペアでは一回も負けていませんので、連勝記録を伸ばしたいです」
鈴木「決勝戦で当たるペアは、一回戦でも当たり、最後の最後まで勝ちが見えない碁でした。決勝も苦しい碁になると思いますが、がんばります!」

待ち遠しい決勝戦は、2月3日(土)に行われる。


取材/構成:高見亮子


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