Pair Go RICOH CUP 2008 〜リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2008〜
大会レポート Tournament Report
< 組み合わせ決定(抽選会)>


年末年始の囲碁界・夢の祭典、リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2008の季節がやってきた。トッププロ棋士男女32名、16組が一堂に会する圧巻のこの大会も、今年で14年目。囲碁の魅力に、ペアによるスリリングな妙味が加わった「ペア碁」の面白さは、この14年の間に世界中のアマチュア囲碁ファンにもすっかり定着した。でも、これだけ華やかなペア碁の大会となれば、リコー杯が世界一。ファンの注目&人気も毎年うなぎのぼりに上昇している。さて、これから始まる熱い戦いの前に、なんといっても気になるのがペアの組み合わせだ。早くも火花の散る抽選会は、10月9日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで行われた。




緊張した面持ちで会場に現れたのは、今年初出場の向井千瑛二段と奥田あや二段。昨年に続いて二度目に出場する謝依旻女流最強位と共に、まだ10代という若さだ。三人は、平成16年に入段(プロ入り)した同期生で、まだあどけない表情も残るが、実は棋士の間では「強い三人娘」と呼ばれて恐れられている。彼女たちが華やかな舞台でどんな活躍を見せるかも、要注目だ。
はるばる関西からは、昨年優勝の山田規三生九段、今村俊也九段(関西棋院)、小西和子八段(関西棋院)、初出場の坂井秀至七段(関西棋院)、昨年は大盤解説の聞き手役だった佃亜紀子五段が、この日のために上京して出席。会場は、次第に熱気が充満してきた。





まず、会に先立ち、財団法人日本ペア碁協会の名誉会長、吉國一郎氏がごあいさつの壇上に。これまでの「ペア囲碁」が今年から万国共通の「ペア碁」と名称を改めたことに触れ、「独自の競技としての面白さ」を改めてアピール。囲碁とは別に、オリンピックの競技に加われたらどんなによいだろうと抱負を話された。
続いて、本大会のスポンサーである株式会社リコーを代表して、特別顧問で、本大会実行委員長も務める浜田広氏が壇上へ。「今年もまたスポンサーになれてうれしく思います」とごあいさつした後、氏の「乾杯」のご発声で、一堂がグラスをあわせた。



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