東京の柳田隼君は、藤沢一就八段の子供教室に通う小学4年生。「4級までいったのですが、2級下がってしまって。今、6級です。週に1回だと、だめですね」とお母さん。隼君は「子供の頃はどういう囲碁の勉強をしていましたか?」という質問を、棋士たちに次々とぶつけていた。
控室から対局場へ向かう扉を通るとき、黄翊祖七段が「お先にどうぞ」と梅沢女流棋聖をうながし、梅沢「いやだ、ついていく」、黄「僕がついていきます」と譲り合うヒトコマもあった。いざ、出陣だ!