「第1回ワールドマインドスポーツゲームズ」について補足すると・・・日本ではまだあまり馴染みがないが、体の運動能力ではなく知力を競うのが、「マインドスポーツ」。国際オリンピック連盟が認定するスポーツ競技には、夏季・冬季オリンピックの正式種目となっている競技(フィジカルスポーツ)のほかに、ブリッジやチェス(マインドスポーツ)が含まれている。
「第1回ワールドマインドスポーツゲームズ」は、2008年10月3日から18日の16日間、中国北京市で行われる。会場は、8月のオリンピック、9月のパラリンピックでも使用された北京国際コンベンションセンターや国家会議センター。競技は、ブリッジ、チェス、チェッカー、シャンチー(中国将棋)、そして、囲碁。囲碁部門の種目には、個人戦、団体戦と「ペア戦」があるのだ。ちなみに、ペア戦のプロ日本代表は、矢代久美子五段&小林覚九段ペアと、小西和子八段&今村俊也九段ペアが決まっている。
滝氏は「ペア碁」でぜひ金メダルをとっていただきたい、と会場を沸かせ、「これからもますます、ペア碁を通して普及をしていきたい」と抱負を語られた。 |