今年も、司会は後藤美代子氏。例年どおり、参加棋士が一人ずつ壇上にあがり、男女別の箱にそれぞれ入っている「記号つきボール」を一つずつ取っていくという抽選方法だ。
この後も、浜田氏の言葉をお借りすれば「エキサイティング」なペアが次々と決定していく。参加棋士たちの、ペア決定前のごあいさつ&抱負と共に、お伝えしていこう。
小西和子八段「リコー杯は、出場回数だけは多いので(笑)、その経験を生かしたいと思います。北京でのマインドスポーツもがんばります」。小西八段は、依田紀基九段とのペアが決まった。
万波佳奈四段「リコー杯には何度も出場させていただき、ありがとうございます。でも、これまで私は、山下棋聖・王座、高尾十段、小林覚九段と強い先生と組ませていただきながら、私のせいで大敗を喫してきました。こんどはがんばれるように、と思っています」。万波四段は、今年も山下敬吾棋聖・王座を引き当てた。
羽根直樹本因坊「リコー杯は、いつもあまり成績がよくなくて、・・・今年はがんばりたいです。毎年、二週あけてあるのに、あいてしまうので(笑)、今年は二週続けて東京に来たいです」羽根本因坊は、加藤啓子女流最強位とのペアが決まった。
蘇耀国八段「初めて出場させていただくことになりました。ありがとうございます。僕は初出場なのでペア碁は経験不足ですし、碁も一番弱いので、ぜひ、女性の強い人と組みたいです(会場笑)」蘇八段の希望はかない(!)、矢代久美子五段とのペアが決まった。