そして、セレモニー&表彰式。熱く楽しい戦いを繰り広げた参加者たち一堂が会した。このときを待っていたというように、皆の表情は笑顔。言葉の壁などものともせずにあちらこちらで会話をはずませる様子は、毎年のことながら心はずむ光景だ。高揚した気持ちにアルコールも加わり、皆の明るい声が、たちまち会場を一杯にした。
まず、松田昌士(財)日本ペア碁協会会長のあいさつ。
「年々盛んになってまいりましたこの大会も20周年、成人いたしました。今年も大勢の参加者が集まり、天候にも恵まれ、よい大会となりました。参加いただいた方々にお礼申しあげます。若い人の参加が多いことも嬉しい限りです。戦うことが盛り上げること。会を盛り上げてくださったことに、優勝ペアはもちろん、参加者皆さんに、お礼申しあげます」
そして、司会の稲葉さんから、「時間の都合ですべてはご紹介できませんが」と前置きされたのちに、文部科学省をはじめとするたくさんの祝電が読み上げられた。
「たくさんの励ましのお言葉、心あたたまるお言葉、また多くのお祝いのメッセージもいただき、ありがとうございました。皆様のお言葉を支えに、これから関係者一同、なお一層の努力を重ね、ペア碁の普及にまい進していきたいと思います。本当にありがとうございました」
|