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プロ棋士ペア碁選手権2015

2015年2月22日(土) 決勝戦~表彰式

決勝戦

2月22日(日)に東京・市ヶ谷の「囲碁将棋チャンネル」で決勝戦が行われた。小山栄美六段・羽根直樹九段ペアvs鈴木歩六段・秋山次郎九段ペアの熱戦が繰り広げられて、小山・羽根ペアが見事優勝を果たした。対局の模様は、3月27日(金)に「囲碁将棋チャンネル」で放送された。

対局の模様

 鈴木・秋山ペアが先番。白が地で先行して、黒が攻めを狙う展開だった。小山・羽根ペアが冷静で、相手に付け入るすきを見せない。大きくリードした後は、無理をしないで逃げ切りを図る。少しくらい損をしても、トラブルを避けてゴールを目指した。鈴木・秋山ペアは逆転の手掛かりをつかめないまま後退、残念ながら準優勝に留まった。白番、小山・羽根ペアが中押し勝ちで優勝を果たした。

優勝ペアの感想

 小山六段「初めての優勝で、ほんとうにうれしいです。分からないところは時間つなぎを打って、羽根さんにお願いしました。レベルが高くて、間違えたところもあります。私の打った手の後始末を羽根さんにしてもらっていました」  羽根九段「決勝の碁が一番内容がよかったでしょうか。途中から手堅く行こうと思いました。来年はディフェンディングチャンピオンとして出場するわけですが、このままなら行けそうな気がします」

準優勝ペアの感想

 鈴木六段「相手は安定感抜群で、うまく打たれました。秋山さんはポーカーフェイスで本手本手と打ってくれるので、落ち着いていられました。私の方は心臓に悪そうな手を打ってしまいましたから迷惑を掛けたと思います。でも楽しかった」
 秋山九段「鈴木さんはすごく手が見えて、ずいぶん助けられました。楽しい経験をさせていただいでありがとうございました」

表彰式

優勝した小山・羽根ペアと準優勝の鈴木・秋山ペアに、滝裕子日本ペア碁協会常務理事から、賞状と賞金が贈られた。優勝ペアには新調された華やかな優勝トロフィーも手渡されている。

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