最初に確定したペアは、趙治勲十段と小林泉美女流最強位のペア。会場からは「おー!」とどよめきが上がった。大会当日も、会場ギャラリーの注目を集めること間違いなしだろう。ご尊父の小林光一九段も愉快そうに笑い声をあげていた。
武宮九段は、青木喜久代八段を引き当てると「お。青木君か」と目がキラリ。小川誠子六段は、小林光一九段を引き当てた。昨年の石田芳夫九段に続いて、兄弟子とのペアが決まった小川六段は、口元を押さえた手から思わず笑いがこぼれていた。気心の知れた兄弟子とのペアは、気恥ずかしいのかもしれない。
依田紀基九段を引き当てた加藤啓子五段は、「おー」と目を丸くして喜び(?)の表情。依田九段も同じように目を丸くして応じていた。
羽根直樹九段を引き当てたのは大沢奈留美三段。二人は、遠い距離からお互いを見つけ出すとにこやかに会釈していた。 |