Pair Go RICOH CUP 2007 〜リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2007〜
大会レポート Tournament Report


午後1時15分。セレモニーがスタートした。
まずは、大会会長、財団法人日本ペア囲碁協会会長の松田昌士氏が壇上に立ちごあいさつ。
松田「大勢の方にご来場いただき、本当に嬉しく思います。ペア碁という他にない趣向が、囲碁界の発展にますます役立てば幸せです。いよいよこれから決勝戦が始まりますが、皆さんには、棋士と一緒に打っているつもりで楽しんでいただけたらと思います。ごゆっくりお楽しみください」

続いて、大会審判長の大竹英雄名誉碁聖が壇上へ。
大竹「こんなに大勢の方がいらして、びっくりしています。また、この対局は、世界120カ国の方々がインターネットを通じて観戦している。棋士として、こんなに嬉しいことはありません。同時に、これだけの方々に応援していただき、堂々と生きていかなければという思いも新たにしています。皆さんにとって、ステキな時間になると思います。今日一日で何目も強くなるぞというおつもりでお楽しみください」

続いて、吉國一郎氏(財団法人日本ペア囲碁協会名誉会長)、浜田広氏(株式会社リコー最高顧問・大会実行委員長)、滝裕子氏(財団法人日本ペア囲碁協会理事)が紹介され、大盤解説の石田芳夫九段と聞き手の小川誠子六段が登壇。井澤秋乃三段がインタビュアーとしてマイクを向けた。


井澤「今日の対局の見所はどんなとこでしょう?」
小川「実は、岡田・山田ペアは、一回戦で鈴木・張ペアと当たって負けているんですね。また決勝で当たるというのはドラマだと思います。雪辱に燃えていることでしょう。でも、どちらのペアもリラックスしていて、対局が楽しみだとおっしゃっていました。名勝負を期待したいと思います」
石田「抽選会のとき、優勝候補は、鈴木・張ペアと謝依旻三段・小林覚九段ペアがあげられていました。岡田・山田ペアはあまり注目されてなかったんですね(場内・笑)。でも、準決勝で謝・小林ペアを破りましたし、戦っているうちに、だんだん息が合ってきたのだろうと思います。どちらも息が合ったペア、面白い碁になるのではないでしょうか」

そして、いよいよ決勝進出の2ペア、4名の棋士が登壇。滝裕子氏から花束を贈呈された後に、対局スペースの椅子に向った。





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