昨年優勝の山田九段・岡田結美子六段ペアは、規定により、今年も引き続きペアを組むことになる。果たして連覇はなるか!?意気込みを聞こうと山田九段にマイクが向けられた。
今村俊也九段・小林泉美六段ペアは…
ところで、小西八段は「実は、坂井さんとはペア碁で戦ったことがあります」とのこと。小西八段が本大会で優勝した14年前、なんと当時アマチュアだった坂井七段と梅沢由香里女流棋聖がペアを組んでアマの大会で優勝していた。そのとき、優勝ペア同士、プロ対アマの決戦があったのだそうだ。小西八段は「坂井さんに、やっぱり優勝しただけあって強いなあ、と言われたのが印象に残ってます」と会場を笑わせていた。
河野臨天元・謝依旻女流最強位のペアは… 河野「今打てている謝さんは、力強く、読みも深い。読み負けないようについていきたいです」
引き続き、この日出席した棋士たちのコメントをご紹介しよう。 山下敬吾棋聖とのペアが決まった加藤啓子女流名人は「緑星学園で3年間一緒に勉強した時代があり、年も同じ。山下さんは、棋士としては大先輩ですが、緊張しないで打てそうなので、がんばります!」
趙治勲十段とのペアが決まった大沢奈留美三段は「趙先生は、変な手を打つと悲しまれるかと思ってペアを組んでは申し訳ないと思っていたのですが、ちょうど今日、趙先生とペアを組んだことがある棋士から『とても優しい』という話を聞き、逆に誰よりも趙先生と組みたいと思っていたので、本当に嬉しいです」