Pair Go RICOH CUP 2008 〜リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2008〜
大会レポート Tournament Report
いよいよ、開会式が始まった。

司会は例年どおり後藤美代子氏。
「囲碁ファン必見の決勝戦の日がやってまいりました。開会に先立ち、主催者、来賓からあいさついたします」との紹介を受け、まず、財団法人日本ペア碁協会会長の松田昌士氏が壇上にのぼった。

松田「かくも大勢の方々にお集まりいただき、ありがとうございます。「ペア碁」は、いまや世界中の興味をひいております。欧米諸国では、日本と違って、女性がたいへんつつましく(場内笑)、財産は男性が握っており、女性はひそやかに生活しています。そうした中で、女性の地位が上がり男女対等に楽しめる「ペア碁」が盛り上がるのはおおいにうなずけます。今日は活力ある棋士の「ペア碁」決勝戦ということで、皆さんと共に、喜びながら、名局を楽しみたいと思います」

続いて、本大会の審判長でもあり、財団法人日本棋院理事長の大竹英雄名誉碁聖が壇上に立った。
大竹「大勢の皆様にお越しいただき、棋士として、感謝いたします。今日は素晴らしい熱戦が期待できます。また、石田芳夫君、小川誠子さんの大盤解説も楽しんでいただけるものと思います。ペア碁は、勝てば二倍喜べ、負けたら相手のせいにでき(場内笑)、普段厳しい戦いをしている棋士にとっては、楽しい大会です。このような時間を過ごせるのは嬉しい限りです。皆様も、今日一日、お楽しみください」

その後、大会実行委員長、株式会社リコー顧問の浜田広氏、運営委員、財団法人日本ペア碁協会理事・事務局長の滝裕子氏ら、今大会の運営に尽力された諸氏・来賓、続いて、大盤解説の二十四世本因坊秀芳(石田芳夫九段)、小川誠子六段、株式会社パンダネットによるインターネットライブ解説者の武宮陽光五段、記録の潘坤ト初段、向井芳織初段ら棋士が紹介された。
そして、本日の主役、決勝進出の4名の棋士が壇上に迎えられると、場内からは大きな拍手が沸き起こった。滝裕子氏から花束が贈呈され、再び大きな拍手の中、4名は決戦の場・対局会場へと向かっていった。



大竹英雄名誉碁聖の開始コール「どうぞ、対局を始めてください」があり、決勝戦がスタート。大盤解説会場にも、一瞬、緊張した空気がはりつめた。





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