アジア競技大会のペア碁種目に出場する、向井千瑛四段・高尾紳路九段ペアと鈴木歩五段・結城聡九段ペアは、そのままのペアで出場するので、4名を除く28名で抽選が行われた。
まず、女性棋士から抽選を初めて、一番バッターは謝依旻女流本因坊である。緑色のワンピースが映える。女性陣は「A」「B」「C」と自分の位置を決めるだけで、まだ相手が分からないから気が楽だ。続いて、男性棋士の抽選が、井山裕太名人からスタート。順にペアが決まっていく。依田紀基九段は和服で雰囲気ばっちり。にこやかに抽選のボールを引き出して、相手を確認する。
ペアが決まると、うれしそうな表情を見せる男性棋士や、早くも緊張したような女性棋士など、ふだんの棋戦とは違う和やかな雰囲気が漂う。続いて、対局の組み合わせ抽選が行われた。
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